前回の投稿が長くなりすぎてしまったので後半戦。

残りの配達する人と会社ですが、こちらはそこまで大きな問題はないです。

むしろデリバリー会社はウハウハです。

ただ今後のことも考えると全てが順風満帆とはいかないかも。

＜配達する人編＞

①労災

配達する人たちは基本労災に入っていません。

てことは？

配達中に事故っても自分の責任で病院の入院代や治療費、そして働けなくなってしまった時の休業補償とかなーんにもなし！と結構リスク高め。

ただ逆にいうとUber側が社員として雇用していないので配送料も30％くらいで収まっているということ。

アメリカではタクシーの方のUberで労働者たちが労組を作って会社側に社員扱いにしろや！！と抗議しています。

個人的には彼らがやってることは論外です。

副業で気軽にいつでも自分の好きな時間にできるのがUberであって、労災とか保証しようとするとそもそも運賃が普通のタクシーと変わらなくなってしまいます。

そうするとどうなりますか？

顧客もタクシーと変わらないかそれ以上の価格を払ってまでUberを使わなくなるので結果的に困るのは労働者たちです。

日本でも少し前にUberEatsの人たちが労組とかそんな話してたように思いますが、自分たちで自分たちの首絞めてるのわからないんですかね。

とは言えやはり入院とかした時の休業補償がないのは結構つらいものがあります。

＜フードデリバリー会社編＞

①労働者への保障

先ほどの配達員たちの労災とかの話で説明しましたが、もし今後労災とか適用するとすると会社として莫大な経費がかかります。

そうするとほぼ会社として存続できないくらいの額を支払わなくてはいけなくなるので倒産する可能性もあります。

②差別化

ここ1年の間だけでも相当な数のフードデリバリー業者が出てきました。

そこでこの業種の今後の課題となるのが他社とどう差別化するか、、これに尽きます。

正直登録されている店舗の数や内容以外に細かくどこの会社がどう、と説明できる人はほとんどいないのではないでしょうか。

それくらいどこかの店舗で作られた料理を配達するだけ、の会社は差別化が難しいように思います。

今はコロナの時代なので時流に合っている気はしますが、今後コロナが落ち着いた時にどうなっているか楽しみではあります。

以上個人的なフードデリバリーの問題点を挙げました。

もちろん配達する人が全員悪い訳ではないし、ゴーストレストランが悪い訳ではないですが、こんな問題点がある上で上手く付き合っていただければと思います。

再度にはなりますが、今後もうちの店はメリットの薄すぎるフードデリバリーはやりません笑