クラフトビールのいまさら聞けない、、イパ??


最近は本当によくクラフトビールのお店を見かけるようになりました。

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日本のクラフトビールもそうですが、海外のものも少しずつではありますが飲める場所が多くなってきた気がします。

さあ、じゃあ店も調べたしクラフトビール飲みに行こう!!

ただちょっと待てよ。。。

いろんなクラフトビール飲みたいけどどこのビール飲んだらいいんだ??国産?海外?てか国産だけで何種類あるんだ?

あと味も何種類もあるけど、、ヴァイツェン?ポーター?ビールてラガーだけじゃないの??

一杯1,000円超えるのに適当に注文するのは何かためらうな。。

店員におススメ聞いてもいいけどどうせならかっこよく自分で注文したいな。。

という、ビール大好き、だけどクラフトビール入門者におススメのビールは、、、

その名もIPA!!!!!!

イパ?それ何?ビールメーカーの名前?

実はこれはラガーやペールエールのようなビールの種類です。

正式名称は、インディアペールエール(India Pale Ale)、略してIPA。

アイピーエーと読みます。

インディア、、てことはスパイスが効いてるのか??と思った方、、、

 

あながち間違いではありません。

インディアという名前がついているのはイギリスの歴史をさかのぼる必要があります。(そしてこれは諸説あります)

18世紀末頃イギリス大航海時代にイギリスからインドにビールを運ぶ際、当時は冷蔵庫なんてものはないので、インドに着く前にビールは腐ってたんですね。

そこで、ホップには防腐効果があるということでビールに大量のホップをぶち込んで輸送しました。

当然ホップは苦み成分なので、飲んでみたら普通のビールよりめっちゃ苦いわけです。。苦い!!、、でもうまい!!と当時のイギリス人達は思ったことでしょう。

なのでIPAと聞くととりあえず、「あ~苦みが強いビールなんだな」と思っていただいて基本大丈夫です。(ただ最近はホップを大量に使っているのにそこまで苦くない新しいタイプのIPAも少数ではありますが発売されてきています)

ちなみに苦みを多くするということは苦みとバランスを取るために、それを支えるボディもしっかりするということです。すなわちアルコール度数が普通のビールより高くなります。普通のビールは4.5%から5%ですが、IPAは基本的に6%から特殊なもので10%を超えるものもあります。

 

そしてホップはハーブの一種なので大量にホップを加えるということは苦み成分と一緒に香り成分も強くなります。なのでIPAはとても香り高いビールなのです。

スパイスがあながち間違っていないと言ったのは香り成分の強いハーブを大量に使用しているという部分からです。

このIPAをおススメするのには3つの理由があります。

1.は日本人は苦みが好き

日本人は苦みをおいしいと捉えられる世界でも珍しい人種です。例えばタラの芽とか魚介類の肝とか、酒の肴には苦みのあるものが多い。これは海外では基本ありえません。

 

2.ビール好きは濃いビールがお好き

個人的にですが、私はコロナとかバドワイザー、いわゆる軽いビールがちょっと苦手なんです。何だかビール味の炭酸水を飲んでいるようでお酒を飲んでいる気がしないというか。。でもこれはビール好きな方たちには結構共通しています。

ウイスキー好きな方にも当てはまりますがどんどん味を知っていくにつれて味は複雑なものを好むようになりますよね?アイラ島のシングルモルトのように。。

それと同じでビールもどんどん複雑な味を好む傾向にあるのはビール好きな方には共感していただけるのではないでしょうか?

 

3.各ビールメーカーごとの個性を感じやすい

例えばどこのクラフトビールの会社もラガータイプのビールはほぼ間違いなく出しています。

しかし正直ラガーは喉ごしを重視した作りのため味の違いが出にくいのです。

それに比べてIPAは、柑橘系か草っぽいホップを使うのか、香りは全面に出すのか抑えるのか、ホップは通常の4倍くらい濃いのか40倍も濃くするのか、、などもっといろんな条件を変えることができるので各社ごとに個性がはっきり出ます。

なので試していくうちに自分の好きな香り、苦みを見つける楽しみができます。

そんなIPAがJR福島駅から徒歩2分のブリティッシュパブで、しかも樽生で飲めますよ☆

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ヨーロッパでNo,1の売上を誇り、各国に直営のバーを展開するクラフトビール界の革命児、ブリュードッグ社のパンクIPAです。

こちらのIPAはニュージーランドのネルソン・ソーヴィンという種類のホップを通常の40倍というありえない量使用しています。

このホップの特徴はなんといってもグレープフルーツのような柑橘系の香り!

また完成直前にホップを大量に投入する、ドライホッピング製法を行っているため鼻の中を強烈な柑橘系の香りが突き抜けます。

後口はIPAらしく苦みが締めてくれる素晴らしいバランス、、

 

関西ではまだ飲める場所が少ないので貴重ですよ。

ぜひ一度試してみて下さい。

 

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☆パブ料理☆

イギリス伝統のローストビーフやミートパイに代表されるパイ料理

ギネスとの相性ばっちりのフィッシュ&チップス♪

☆ミクソロジスト☆

ドうまいモヒートやフルーツを使ったカクテルをご用意!

女子会、貸切やジャズライブなどイベントも盛りだくさん!

土日は昼から飲める店

是非、お越し下さい。

大阪府大阪市福島区福島7-1-10 OK2番街

JR福島駅より徒歩1分

British pub, Osaka, Bar,

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